■コラム 手放し方 捨て方

書類を整理した後、どう手放す?札幌市の古紙リサイクルと機密文書の処分方法【2026年版】

「書類を整理しよう!」

そう思って、家の中にある書類を集めてみたものの、

「これは燃やせるごみ?」

「古紙として出せるの?」

「住所や名前が書いてあるけれど、そのまま捨てて大丈夫?」

「大量にある書類はどうしたらいい?」

と、今度は「手放し方」で迷ってしまうことはありませんか?

書類整理は、必要・不要を分けて終わりではありません。

不要になった書類を、安心して手放すところまでできて、はじめて「書類整理が完了した」と私は考えています。

この記事では、札幌市で暮らす方に向けて、不要になった書類を

  • 古紙としてリサイクルする
  • 「雑がみ」として出す
  • 個人情報に配慮して処分する
  • 機密文書として専門業者に相談する

など、2026年現在の情報をもとに整理してご紹介します。

まずは「捨てる」前に、書類を3つに分ける

書類整理をするとき、いきなり「これは捨てる!」と判断する必要はありません。

まずは、次の3つに分けてみましょう。

① 今も必要な書類

現在進行中の手続きや契約、学校関係、仕事関係など、まだ役割があるもの。

→ 必要な場所に戻します。

② 残しておきたい書類

思い出として残したいものや、後から見返したいもの。

→ 「思い出」「記録」など、役割を決めて保管します。

③ 役割を終えた書類

もう必要ない、期限が切れている、情報として使わないもの。

→ ここから「どう手放すか」を考えます。

大切なのは、

「不要=すぐごみにする」ではないこと。

紙としてリサイクルできるものもあれば、個人情報に配慮した方がいいものもあります。


札幌市では「雑がみ」として出せる紙がたくさんあります

札幌市では、「新聞・雑誌・ダンボールと汚れた紙」以外の紙類を「雑がみ」としています。

雑がみは無料で、2週に1回、透明または半透明の袋に入れてごみステーションに出すことができます。

例えば、

  • 紙箱
  • はがき
  • 手紙
  • 封筒
  • 写真
  • レシート
  • 包装紙
  • 紙袋
  • カレンダー
  • トイレットペーパーの芯
  • シュレッダーなどで裁断した紙

なども「雑がみ」の対象です。

「こんな紙もリサイクルできるんだ!」

と思うものも、意外と多いですよね。

ただし、汚れた紙は「雑がみ」ではありません

例えば、

  • ティッシュ
  • 紙おむつ
  • 油などで汚れた紙
  • 水ですすいでも汚れが落ちない食品容器

などは、雑がみではなく「燃やせるごみ」です。


新聞・雑誌・ダンボールは「雑がみ」とは別

ここは、書類整理をするときに覚えておきたいポイントです。

札幌市では、

新聞・雑誌(一般書籍を含む)・ダンボール

は、「雑がみ」の日にごみステーションへ出すものではありません。

地域の集団資源回収や古紙回収拠点などを利用します。

札幌市には古紙回収拠点もあり、新聞・雑誌・ダンボールなどを回収しています。

回収場所や利用方法は変更されることもあるので、実際に利用するときは札幌市の最新情報を確認するのがおすすめです。

札幌市「古紙(新聞・雑誌・ダンボール)の無料回収」

https://www.city.sapporo.jp/seiso/gomi/koshi/index.html


住所や名前が書いてある書類はどうする?

書類整理をしていると、

「個人情報が書いてあるから、捨てるのがちょっと怖い……」

という書類が出てきます。

例えば、

  • 自分や家族の住所・氏名が書かれたもの
  • 学校からのお便り
  • 給与明細
  • 保険関係の書類
  • 契約書
  • 個人情報が記載された通知
  • 宛名付きの郵便物

などです。

札幌市では、住所や名前などが見えるのが気になる場合、該当部分をちぎったり、シュレッダーで裁断したり、折り曲げて見えないようにする方法が案内されています。

一方、紙袋や新聞紙で包んで中身が見えなくする方法は、分別確認のため避けるよう案内されています。

「個人情報があるから、全部を専門業者にお願いしなければいけない」

というわけではありません。

自分で安全に処理できる量なのか、専門業者にお願いした方が安心なのか。

ここで判断してみましょう。

 


書類が大量にあるなら「機密文書」として処理する方法も

引っ越しや家の片付け、長年の書類整理などをすると、

「シュレッダーにかけるには量が多すぎる……」

ということもあります。

そんなときは、機密文書を扱っている古紙回収業者に相談する方法があります。

札幌市では、事業系古紙について、機密書類を回収・破砕・溶解などの方法で処理している業者の情報を公開しています。2026年7月にも「事業系古紙回収業者データベース」が更新されています。

業者によって、

  • 回収できる地域
  • 最低回収量
  • 持ち込みの可否
  • 機密文書の処理方法
  • シュレッダーくずへの対応

などが違います。

利用する場合は、札幌市の最新の業者データベースを確認し、直接問い合わせてみてください。

札幌市「事業系古紙回収業者データベース」

https://www.city.sapporo.jp/seiso/jigyousyo/koshi/gyousya_db.html

なお、札幌市の案内では、古紙回収業者の中には、機密書類を未開封のまま破砕処理してリサイクルしている業者もあるとされています。


「シュレッダーにかければ全部OK」ではありません

個人情報が心配だからと、何でも細かくシュレッダーにかければいいと思ってしまいがちですが、実は注意が必要です。

札幌市の事業系古紙の案内では、マイクロカットと呼ばれる非常に細かいシュレッダーくずは、リサイクルに不向きなため回収できない場合があるとされています。

そのため、

「個人情報があるから、とにかく細かく裁断する」

ではなく、

「自分で処理するのか、機密文書として業者に依頼するのか」

を考えることも大切です。


書類整理は「捨てるところ」まで考えておくとラク

書類を整理するとき、

「これは残す?」

「これは捨てる?」

という判断だけに集中してしまいがちです。

でも実際には、

残す → 保管する

だけではなく、

手放す → どこへ出す?

まで決めておくと、片付けが途中で止まりにくくなります。

例えば、

雑がみになるもの

→ 透明・半透明の袋に入れて、札幌市の「雑がみ」の日に出す。

新聞・雑誌・ダンボール

→ 集団資源回収や古紙回収拠点を利用する。

個人情報が気になる少量の書類

→ 該当部分をちぎる、シュレッダーで裁断するなどして適切に処理する。

大量の機密書類

→ 機密文書を扱う古紙回収業者に相談する。

このように「出口」を先に決めておくと、書類整理が進みやすくなります。


書類整理で大切なのは「捨てること」ではありません

片付けというと、

「いらないものを捨てる」

というイメージを持つ方も多いと思います。

でも、ライフオーガナイズで大切にしているのは、

自分にとって必要なものと、そうではないものを分けること。

そして、役割を終えたものは、自分にとって無理のない方法で手放していくことです。

書類も同じです。

「何となく取っておく」

を減らして、

「これは今の私に必要?」

と考えてみる。

そして、必要なくなった書類は、

「ごみにする」のではなく、

リサイクルできるものはリサイクルへ。

個人情報が気になるものは、安心できる方法で処分する。

そうやって一つずつ出口を決めていくと、書類の整理はずっとラクになります。


迷ったときは札幌市の最新情報を確認しましょう

ごみの分別や回収方法は、変更されることがあります。

札幌市では、家庭から出る資源・ごみについて約980品目を掲載した「家庭ごみ50音分別辞典」を公開しています。2026年4月28日に更新されています。

「これって何ごみ?」

と迷ったときは、自己判断せず、最新の公式情報を確認するのがおすすめです。

札幌市「家庭ごみ50音分別辞典」

https://www.city.sapporo.jp/seiso/bunbetsu/index.html


まとめ|書類は「捨てる」より「出口を決める」

書類整理をすると、たくさんの「不要な紙」が出てきます。

でも、それを全部「ごみ」と考える必要はありません。

  • リサイクルできる紙
  • 雑がみとして出せる紙
  • 個人情報に配慮して処分する紙
  • 機密文書として専門業者に相談する紙

それぞれに合った「出口」があります。

書類整理は、

必要なものを残すこと。

そして、

役割を終えたものを、安心して手放すこと。

ここまでできて、ようやく完了です。

「捨てるのが苦手だから、書類整理が進まない」

という方も、まずは「捨てる・捨てない」の二択にしなくて大丈夫。

「これは、どんな方法なら安心して手放せる?」

そんな視点から、書類整理を始めてみてくださいね。

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